2018.05.21

「在日」を生きる

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金時鐘、佐高信『「在日」を生きる ある詩人の闘争史』集英社新書、2018年。

『ザ・プロフェショナル仕事の流儀』で取り上げられていた一万円選書の『いわた書店』に行ったときに、レジの横に有って一番気になる本でした。書店には店主が選んだ本が置いてあります。お店はこじんまりとしていて、新書や文庫を中心に置いてある、庶民的な書店でした。

この本は、詩人の金時鐘氏と評論家の佐高信氏の対談です。...

「第1章 戦前回帰の起点」では、「戦争に負けて良かった」から本書は始まります。この言葉に金氏は複雑な思いがあります。日本統治下になった釜山で生まれた金氏は朝鮮語を使うのが禁じられていましたから、日本語で育ち、戦中は皇国少年でした。終戦を告げる玉音放送に泣いたと言っていました。戦争が終わってから朝鮮半島は日本の植民地だったと分かった。
戦後、済州島4・3事件が有って日本に住むようになった。日本に来て本を出版することになったけど、日本語で書いたら朝鮮総連から目を付けられて、10年間仕事が無かった。北朝鮮に帰る船が出たのですが、金正日のしている事を知って止めた。北朝鮮に帰った人は、資本主義にドッポリ漬かっているという理由で、変な苦労があった。金氏が帰ったら生きていなかったかもしれない。日本が戦争に勝っていたら、あの状態が続いただろうから、負けて良かったとは思うけど、感情は複雑。

金氏は、自分の目でものを見て、自分の頭で考えられなくしているものに嫌悪感を抱いています。自分の目や頭の背景には、それまでの経験がある。自分との格闘もしている。

金氏、イイわ。

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2018.04.18

さっぽろ厚焼きたまごサンド

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駅のキオスクで販売していて、一度食べてみたいと思っていた「さっぽろ厚焼きたまごサンド」を買いました。
  パンと卵は出汁だけの味が美味しいです。
入っていた海苔でサンドイッチを包んでいただきました。
この組み合わせが新しい味でした。
耳はカリカリしていて塩とパセリと胡椒の味です。...
こちらも美味しかった。
ごちそう様でした。

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2018.04.05

手ぬぐい半襟

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先月は着物、帯、和装小物などを沢山いただきました。
頂いた着物と帯が、いただいた手拭いが合うので、半襟を作りました。
ポイントは左右の柄が違うようにしたことです。
このコーデ、気に入っています。
良いものを頂いたと喜んでいます。

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2018.03.26

一橋大学

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生まれて初めて一橋大学に行ってきました。
上の写真は兼松講堂です。
他の建物もレンガ作りで、散策に良い所だと思いましたが、見て回る時間がありませんでした。
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目的の場所は、写真の時計塔のある建物の向かって右側にある経済研究所の資料室です。
資料集めが楽に出来ました。
行ってみて一橋は経済に強いのかなと思ったので大学のホームページを見ると、東京商業学校が前身なんですね。


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コラージュと食文化

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放送大学文京学習センターで心臨研サークルでコラージュをしていると言うので、参加しました。こういうのって、自分で意識していない事が表れるんですね。
自覚が無いことでも自分の中兄あるから、行動に表れます。
あぁ~、アレが出たかって思いました。

おしゃべりをしながら作業をしていると、北海道に一年間住んでいたという人が居て、茶わん蒸しが甘かったって言うのにびっくり。
関東ではダシと卵に調味料を入れないで作るんだそうです。
出しに砂糖と塩を入れるのが普通だと思っていました!

そこで、日本食店に入り茶わん蒸しを注文しました。

Photo_2食べたことある味だわ。
この味を出そうと思って、砂糖や塩を控えめに入れても出来なかったのは、当たり前だったのね。調味料は入れないのよ。
北海道のは、どうして甘くなったのかを知りたくてネットで検索すると、お稲荷さんも味が違うみたいらしいと分かったから、買ってみた。

Photo_3食べてみると、薄味。。。

お祭りに合わせて福岡県の築上町に行ったとき、ちらしずしとお赤飯が一緒に出たのに驚いて、北海道のお赤飯は、食紅で色を付けて甘納豆が入っていると言ったら、築上町の人は驚きのけぞっていました。

関東の人が初めて北海道に来て、一緒に食事をしたら、肉料理と魚料理が一度に出たのに驚いていました。
ごちそうと言えば、肉料理と魚料理が一緒に出るのは当たり前だと思っていたから、私がびっくり!

随分前に静岡のお茶の生産者に注文したことがあって、その中に「番茶」があるんです。
届いた「番茶」の中を見てびっくり!
ほうじ茶でない!
北海道では「番茶」といえば「ほうじ茶」を指します。

埼玉県はゆずの産地だそうで、普通に柚子胡椒が売っているとのこと。
初めての味だったけど、美味しかったわ。

土地ごとの食文化って、驚きです。





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2018.01.13

『「悪くあれ!」窒息ニッポン、自由に生きる思考法』

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モーリー・ロバートソン『「悪くあれ!」窒息ニッポン、自由に生きる思考法』スモール出版、2017年。
著者は父がアメリカ人、母が日本人で、日本とアメリカの両方の教育を受けました。
今はジャーナリストをしています。
アメリカで生まれて、父の仕事の都合で日本に来て日本の学校に通いました。
父が日本での仕事が終わりましたので、一緒にアメリカに行きましたが、日本で当たり前のことがアメリカでは否定されます。
両親の離婚により、母と一緒に日本に来ますが、アメリカで当たり前のことが日本では否定されます。
高校生の時にバンク音楽に目覚めてバンド活動をしますが、猛勉強をした結果東京大学とハーバード大学を同時合格。東京大学を半年で退学しハーバード大学に行き、音楽の勉強をしました。
自由な思考になるためには、後戻りできない感動が必要だと著者は言っています。
「後戻りできない感動」って、言い換えれば「自分の価値観の基になっている根本的な事がゆらぐ衝撃」ではないでしょうか。

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心肺蘇生法を学ぼう

東日本大震災を契機に、毎年『大震災に学ぶ』を開催しています。

日時:2017年12月2日(土)13:00~
会場:難病センター3階大会議室
講師:日本赤十字社救急指導員
内容:子供と大人のAEDを含む心肺蘇生法とハンカチを使用した止血法
主催:北海道難病連札幌支部

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上の写真は、参加者全員に配布できる数が入手できなかったので、受付に置いて必要な人が持ち帰る様にしました。
ヘルプマークは札幌市が導入したばかりで、北海道も導入が決まりました。
好評で札幌市の残りが少なくなりましたので、市役所に行き15個だけもらってきました。

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昨年大変好評でした日本赤十字社救急指導員に再びお越しいただいて、講習会が始まりました。
始めに指導員からやり方を教えてもらい、参加者が実際に行いました。
人形相手に行う胸骨圧迫は重労働ですから、実際に行うときは周りにいる人に声掛けをして頻繁に交代しながら行ったほうがいいと思いました。
参加者から寄せられた感想は好評でしたので紹介します。

〇昨年も講習を受けました。今年はさらに充実していました。今後必要になったときは是非この度の勉強したことを役に立てたらと思いました。
〇出来ること、出来ない事がある。お話してあげるだけでも手当になる事を知った。継続こそ力になります。続けてください。

来年度も同じ指導員にお願いをして、来ていただこうと思います。

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2017.12.19

草履の選び方

Photo草履二足の底の写真です。
左側のは履いて踵がすり減っているので失礼します。
左のはつま先とかかとの所に切れ目があります。
ここから水がしみ込んで足袋が濡れるのです。
右側のは、切れ目がありませんので足袋は濡れません。
雨の日は右側のを履こう。

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2017.12.13

映画『戦場のメリークリスマス』

 

大嶋渚監督の『戦場のメリークリスマス』を映画館で見ました。
この映画を映画館で見れたのは、本当にうれしいです。
セリアズ少佐(デビッド・ボウイ)、ロレンス(トム・コンティ)、ヨノイ大尉(坂本龍一)、ハラ軍曹(ビートたけし)の4人の男たちのせつない物語です。
舞台は1942年、ジャワ島の日本軍俘虜収容所。それぞれ主義主張が違う4人がぶつかり合いながら、ヨノイはセリアズに魅せられ、ロレンスとハラは友情が芽生える。
異文化接触という所から見ていくのも、面白いかなと思いました。

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2017.11.25

車いすを飾る

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車いすを帯と和装小物で飾りました。
こうすると、人と車いすとの一体感が出るのです。





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2017.11.21

祖母が残していったもの

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和タンスの中をごそごそしていたら、祖母が生前書いたものが出てきました。
着物をぬった時のものでしょう。
祖母は何でもできる人だった。
今日は、祖母の大島紬を着ています。
祖母が身近に感じます。



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2017.11.13

1~2年後の目標

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着付けのお稽古(着せる方)は、袴をしました。
ボディー相手に着せていると、私も着たくなりました。
袴は、まだ一度も来ていないんです。
袴と言えば卒業式。
放送大学は一度卒業をしたので、もうしなくてもいいと思っていましたが、袴を着るために卒業をしようかと思っています。
持っている訪問着、半幅帯、ブーツ、造花に、袴だけを借りればいいです。
袴が着れるのだと思うとワクワクしてきます。

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2017.11.04

しましまコーデ

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知り合いが着物をもらったけど大きいから、私のほうがいいと、
頂いた着物です。
赤い着物が欲しかったので、うれしいです。
半襟と帯も、しましまにしてみました。
半襟も頂き物の布で作りました。

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2017.09.14

『ざんねんないきもの事典』

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今泉忠明監修『続ざんねんないきもの事典』高橋書店、発行年は記載なし、児童書。

生き物は自然界で生き残るために進化をしていますので、こうなりたいと思ってもその通りに進化しませ。ですから、私が頭がよくなりたいと願っていても、残念ながら、その通りに進化するのは望めないです
例えばラッコの場合、あおむけになって貝を石に打ちつけて殻を割り、実を食べるのですが、この石はお気に入りのを持っています。万が一なくした時は、お気に入りを見つけるまでご飯は食べられませ。ご飯が食べられない時期があっても生きて行けます。
かむ力の強いワニですが、口を開ける力は弱いので、おじいちゃでも片手で抑え込めるです。少ない握力でワニに勝てるのですから、大丈夫。
リスは越冬のためにドングリを埋めますが、残念なことにその半数はどこに埋めたか分からなくなるのです。半分忘れても生きて行けます。
このように、ちょっと残念な生き物の話を多数読でいると、なぜか生きて行くのに自信がつくのです。
ゴリラの会話「ゴホッ、ゴホッ」ってゲップなんだって!ということは、ゴリラと会話ができるK大総長はゲップの達人って事かしら?
ざんねんないきもの」は株式会社高橋書店の登録商標ですので、利用の際は十分気を付けて!

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『のほほん解剖生理学』

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玉先生『のほほん解剖生理学』株式会社永岡書店、発行年の記載なし。

どんなふうに作られているかが解剖学で、どんなふうに働いているかが生理学です。この本は解剖生理学を大阪のノリで面白く、ザックリと解説しています。
例えばホルモンの冒頭は「体へ指示する物質がホルモンな。あの肉とかのホルモンは「捨てる事=放るもん」から来てて違うんやで!英語の「hormone」説もある!」という具合です。
頭蓋骨はいくつもの骨がくっついて出来ているから、「頭痛の時、頭が割れるように痛いって言うけど、本当に割れてるねん」と、こんな具合に解説がついています。
頸椎の数は人間とキリンは同じで7個とか雑学も交えながら、カラーの図解で説明しています。
苦手な医系ですが、ハードルが低くなる本です。

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『水を石油に変える人』

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山本一生『石油に変える人』文芸春秋、2017年。

海軍に石油に変える技術を売り込んだ人がいた。インチキだと反対する人がいる中、山本五十六は違っていた。山本らの立会いの下で実験が行われインチキだと分かったので、副題が「山本五十六、不覚の瞬間」。
この技術を開発した人の名は本多維富で詐欺師。それまで「藁から真綿(絹)」、陸軍に売り込んだ「海からガソリン」の2件は詐欺罪で裁判にかけられたが、詐欺だと証明が出来ずに無罪になった。
支那事変が勃発し、物不足で統制がはじまり、その中にガソリンも含まれていた。...
そのような中、新聞には「廃油からガソリン」「魚油からガソリン」「草からガソリン」の記事が載るようになり、詐欺師には追い風が吹いた。
本多には政治の黒幕や霊感の強い人等が近づいてきた。「からガソリン」の話には東洋化成がこの話に乗った。この頃、同社は奇妙な噂が流れて株価は暴落し経営的に苦境に立たされていた。昭和13年の暮が近づいたころ、山本五十六に話を持ちかけた人が2人いた。
インチキだと反対者がいる中、山本は実験を決意。
1回目の実験は成功したが、生成されたガソリンを検査した結果、市販のものだと判明した。
2回目の実験では本多は気分が悪くなり病院へ行くと医師から止められ、実験は中止となった。
3回目の実験は山本らそうそうたる顔ぶれが集まり大臣官邸で行う予定だったが、本多が暴漢に襲われ実験が出来なくて1日目は終わった。
2日目も本多は来なかった。
3日目、本多が来て実験を行い大成功になった。からガソリンが出来たのだ。立ち会った人の中で疑問を抱いた人がガソリン生成時に使う薬瓶をスケッチしていて、成功時に瓶1本増えているのが分かり、インチキが確認できた。
「藁から真綿」同様、「からガソリン」も手品だったのだ。
このような話に、政界、財界、軍部に身を置く人が信じるのだから、事実は小説よりも奇なりとはよく言ったものだ。

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『もっとヘンな論文』

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サンキュータツオ『もっとヘンな論文』角川書店、2017年

著者のサンキュータツオ氏は大学で日本語学を教える芸人学者。自身の研究領域の論文を読むのに疲れて、他の分野の論文を読んでいたら、面白い論文を見つけて、2年前に出版した「ヘン論文」の続編です。
始めにの最後で「断言します。論文は、笑えるものほど素晴らしい!よくぞここまでやった、と。今回も珠玉の論文をご紹介します」と書いてある通り、「プロ野球選手と結婚する方法」始め、11本の名(?)論文を紹介しています。
卒論から雑誌に掲載された論文で、著者は、論文をまじめに解説して面白く突っ込みます。
身近な事象に疑問を抱いて研究する大切さ、研究の苦しさにも触れていて、卒論や修論に取り組んでいる人にはお勧めだと思います。

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『おしかくさま』

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谷川直子『おしかくさま』河出書房新社、2013年。

カバーの絵がATM神社なんですよ。札幌にある雪印メグミルク工場内のカツゲン神社と匹敵する面白さです。
書き出しが「パパが怪しい」なんです。
パパ、どうした?...
元高校教師のパパは、お金の神様である「おしかくさま」を信じていて、お金を持っているとジンワリ幸せを感じる女性たちの集まりに行き、色々な事を教えていたのです。おしかくさまを信じていると、お金の周りが良くなるのだそうです。信者さんたちは、金の亡者ではないから、すがすがしさを感じます。
お金は自分のために使う?それとも他者のために使う?
おなかがすいている時に、お財布の中のお金を寄付する?
関心があるのはお金?それとも他の事?
愛とお金は対局?
おしかくさま曰く、「金は鏡である。金は金と向き合うすべての人の心を映し出す」というのは本当だと思う。
お金で買えないものがあると知っていても、人々はお金に心が動かされます。
そこで、お金の清め方を紹介しますね。
全国どこにでもあるATMがお社なので、お社に行って拝みます。
ATMにお金を入れて再び拝み、入金した金額と同額を引き出します。
簡単にできますが、ATMの前で拝んでいる私を他の人が見たらどう思うか?と考えると、しないだろうな。

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2017.07.30

帯なし浴衣

Photo7月に気温が35度を超える日が2日間続き、暑さにめげました。
そこで、家にいる時は帯をしないで浴衣を着る方法はないものかといろいろ考えていると、友人が「こういうのがあったよ」と二部式の着物を教えてくださったのをヒントに、考えて試してみました。
ワンピースみたいで快適です。
外に出る時は半幅帯を、リボン結びにしています。

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2017.07.29

浴衣以上薄物未満

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最近は、着物のしきたりにとらわれない着方が出てきました。
その一つが浴衣を着物風に着る事です。
着物の決まり事では夏は「薄物」といって絽や紗なのですが、浴衣をきものを着る時と同じように長襦袢の上に着用する着方が出てきました。
それで私もと思い、帽子に靴を履いて浴衣を着物風に着てみました。
靴に合うように、靴下も買いました。
自分なりの着方を色々と試しています。
楽しいです。

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