食卓風景
子供が高校を卒業するまでは、出きる限り夕食を一緒にするように心がけてきました。子供達がそれぞれ仕事を始めるようになると、勤務時間が違うので、家族皆で食卓を囲むことがなくなりました。子供達が外食をする日は、私が1人で夕食を済ませる回数がこの1年間で数回ありました。1人暮らしをした事のない私にとって寂しい空間ですが、確実にやってくる一人暮らしの練習かなと思っています。
昨日は、久しぶりに一家4人で食卓を囲みました。特別何があったという訳ではないのですが、こういう空間は良いなと思いました。暉哉が小さかった時は、家族皆が集まると嬉しくなってはしゃいでいました。あの時の暉哉の気持ちが分かります。
学校が終り働くようになって、経済的にも自立できるはずなのに、親元から離れない若者が増えているそうです。パラサイトシングルと呼ばれています。親の豊さの上に自分の豊かさがあります。子供が自立して親だけの生活を、空の巣期と言い、出て行った子が戻って来るから、今はこの時期が短くなっているそうです。我が家も今の日本社会を反映しています。今の4人暮らしは心地よいのですが、これで良いのかなと時々思います。
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