家庭訪問
幼稚園から中学校までの春の恒例行事なのが家庭訪問。クラス担任が生徒の家庭を回るのです。上の子と、下の子の先生の時間がかち合わないように時間の調整をします。2回の日にちがあまり開かないようにするのもコツです。何故かというと、せっかく片付けた部屋が再び散らかる前に2回済ませるためです。ですから、家庭訪問の直前に春の大掃除をします。お茶の準備をして、先生が到着するのを待ちます。
出されても、どこの家で食べて、どこの家では食べなかったと、後になって噂になるので、お茶菓子は要りませんとのこと。
新学期が始まったばかりなので、先生に何を聞いたら良いか分かりませんが、持ち上がりになると、そこはお互い顔なじみ。話しがはずみます。上の子の担任とは、どこぞの先生は、子供劇場に協力的で、わらび座の公演のときは舞台に上がって太鼓を叩いた。札響のあのコンサートに行って来たと言えば、先生の奥さんも行っていた。笠置とおる(とおるの字を忘れた)のコンサートに、かの先生が来ていたと、情報交換の場になった年がありました。その年の下の子の先生とは、小学校に入学した先生のお子さんの話しばかり。運動会はどこの学校も同じ時期なので、グランドの工事等で秋になると、先生は自分の子供の運動会に出られるので嬉しいそうです。家の子やクラスの子の話しは何も無し。先生との親交が深まった年になりました。
その家庭訪問で、社交辞令として、先生に「よろしくお願いします」と言ったばかりに、家庭でしなければならない事を学校に期待する親だと勘違いされ、悲惨な2年間を送ったお母さんがいました。
今年はどんな家庭訪問になるでしょう。
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