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2004.06.29

日本事情

 01年にインドネシアに行った時に奨学生に会いました。日本語を勉強している男子学生が居たので、何の科目を勉強しているのか聞いてみると、「日本事情」がありました。

 結婚し、1つの家庭が出きると、長男が家を継いで親の面倒を見ていましたから、家族が続いていましたが、今では子供達が家を離れて独立し、親だけの生活になるので、家族は消滅の方向に向かっています。親だけになったのを「空の巣期」と言うのだそうです。その空の巣期が、今では短くなっているのだそうです。理由は、子供が出戻って来るから。

 就職し、経済的に独立出来るのに、親元にいる青年。アパートを借りて一人で暮らすより出費が少なくて済む。親の豊さに乗っかって、子の豊さがあるのです。こういうのを、「パラサイトシングル」と言うのだそうです。最近増えてきているんだって。

 高齢化社会を迎えた日本。…、と言う訳で、親族5世代健在ですが、老老介護にも限界があります。

ああ、我が家は日本事情。

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