「命の差」と「命の質」
テルがママから自転車を買ってもらったのが嬉しくて乗っていました。ある日、一緒に遊んでいた男の子が、「テルが自転車で転んで頭から血を出している」と教えてくれました。一緒に走っていくと、道路の向う側ではトラックが止まっていて人だかりです。テルは後頭部から血を出していています。通りかかったトラックの運転手さんが救急車を呼んでくれていました。
救急車の人から、「N脳神経外科か、近くのK脳神経外科か、どちらにしますか?」と聞かれ、家に帰っても今晩急変するかもしれないし、色々な事が頭の中をめぐり、脳神経外科と神経内科は24時間体制でいるN脳神経外科にしました。ママは後から保険証を持って車で病院に行きました。
救急車で運ばれて、救急専用出入口から病院に入り処置をしてもらいました。レントゲンを撮っても脳内は無事で、傷口を一針縫って帰って来ました。
ミンダナオに行ったばかりだったので、考え込んでしまいました。
日本は制度があるから安い費用で病院に行けます。ミンダナオは制度が無いので全額自己負担です。診療の時に病院に代金を払い、処方箋を持って薬局に行き薬を買います。お金がかかるから病院には行けないのです。医療が受けられるのと受けられないのとでは、命に差が出てきます。テルとテルが出会った沢山の子供たち(小学校にも行きましたので)とでは、命に差が出てくるだけの何かの差があるのでしょうか?私には見つかりません。ただ、住んでいる地域が違うだけです。どうしてこんなに差が出るの?
どこに住んでいるかで差が出てくるのは現実。では、どうすれば良いか?
「命の質」を求めていけば良いと思いました。命の質とはその人らしい生き方だと思います。
世界中の大人も子供も、質の高い人生を生きていけられますように。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 捨て活 始めました(2025.02.11)
- セイコーマートのポイント交換(あめちゃん袋)(2025.02.06)
- 予想を超える家電製品の機能(2025.01.15)
- 三人女子会(2021.02.27)
- 新元号の発表(2019.04.01)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「命の差」と「命の質」:
» ひかりさんコメントどーも(^^V [徒歩ガイド坂東観音霊場]
トラックバックお邪魔でしたら削除して下さい 貴重なコメントありがとうございます [続きを読む]
コメント