北海道の歴史
明治に入り、北海道の拓を始めました。
本州や四国・九州から入植し、1軒で決まった範囲を開拓します。開拓には補助金が出て、これが今に至る「北海道の経済は自立できない」原因です。
原始林を切り開くのですから、そりゃあ、大変です。大きな木を切り倒し、根っこを掘って、畑にします。あまりの大変さに、生家に戻った人たちも居ますが、入植した人たちは、次男、三男が多く、始めのうちはいいのですが、2ヶ月、3ヶ月とたつうちに、居場所が無くなり、北海道に戻って開拓を続けていく決心をした人たちも居ます。
私の家から歩いて30分くらいの所にバスターミナルがあり、ここに入植した一家は、毒キノコを食べて全員死亡するという痛ましい出来事もありました。
普段は開拓をし、有事には銃を持ち戦う屯田兵も入植し、北海道全体で37の屯田兵村がありました。詳しくは「琴似屯田」のサイトをご覧ください。
北海道には、アイヌ民族が住んでいましたが、追い出されてしまいました。
郷土資料館で歴史を調べても、開拓以前にアイヌ民族が住んでいた記録は見つかりません。アイヌの人たちは文字を持たなくて、信仰上の理由から絵を描かないので、資料が残っていないのです。
北海道の歴史は短いと、よく言われますが、開拓からの歴史をさしている言葉で、内地の歴史観だと、博物館や歴史的建造物を見て回ったときに気付きました。
これからは、日本の歴史を勉強しながら、北海道の歴史も勉強していこうと思い、4月からは「考古学と歴史」を履修しました。
北海道は、縄文文化、続縄文文化、弥生が無くて察紋文化があり、アイヌ文化に発展していきます。
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私は宮城県出身ですが、親戚は北海道にも居ります。明治には仙台藩の人達も多く北海道に渡ったと聞いております。
北海道はなぜか懐かしい場所です。小学生の時に行った白老町も印象に残ってます。
土方歳三のファンなので五稜郭にも行きたいと思ってますが、実現しそうもありません。
投稿: 民田直人 | 2005.02.09 21:11
民田直人さん、・・・そうなんですか。
札幌は今、雪祭りですから、国際色豊かです。
雪像造りに東南アジアからはマレーシアとどこかの2カ国の参加です。以前はインドネシアチームが来たこともありました。
真駒内にある自衛隊基地を開放している真駒内会場には大きな雪像があって、滑り台もあり、基地内にある映画館で子供向けのアニメを上映していましたから、子供たちが小さかった時には真駒内会場に良く行きました。人員削減で人手が足りなくなったため、真駒内会場は今年で終わりです。
そういえば、道東にはかなりしばらく行ってないわ。景色が素晴らしいですよ。
投稿: ひかり | 2005.02.10 23:29