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2005.02.27

それぞれの闘病生活②

入院

 食べ物の嗜好が変わり、豆腐など柔らかいものを好んで食べるようになった夫は、とうとう食べ物が喉を通らなくなり、N病院に入院しました。一通りの検査の後、主治医からの説明があり、口から23センチのところに腫瘍がある。良いものではない。レントゲンでは、肺、肋骨、肝臓にも影がある。喉の腫瘍は1年もの。ここでは治療できないので、K病院に転院。K病院で1週間の検査の後の主治医の説明があり、食道癌。肺・肝・骨転移。全身の癌をたたく方法はありません。あと3ヶ月、場合によってはもっと短く、というものでした。医者の説明を聞いていて、天井がぐるぐる回ってきました。
 医療のことは良く分らないので、お医者さん任せにして、私は家族とのかかわりをもっと良くする方向に持っていくことにして、夫を支える体制を作ろうと思いました。家族が患者を支えなければならないと思っていましたが、しばらくして、患者も家族を支えることができるのだということがわかりました。

 祖母は、血便がありましたのでG病院にいき、検査結果が、大腸癌。かなり大きくなっていました。このままだと、腸が詰まって食べたものが溜まっていき、嘔吐になる。高齢ですが、他はどこも悪くなく、ボケていないから、手術をすることにしました。再発まであと2年とのこと。便秘不気味だった原因がこれでした。
 夫のときに、出来ることをして、後悔がなかったので、祖母にも出来ることをしようと思いました。

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