フィリピン人の幸福感
7月26日付朝日新聞に「8割『幸せ』フィリピン流」の記事が載っていました。
フィリピンの世論調査機関「ソーシャル・ウエザー・ステーション」(SWS)は毎年人々の幸福感を調べていて、「とても幸せ」と「だいたい幸せ」を合わせて「幸せ」がこの十年間8割前後で、9割を越えた年もあるとの事。
人口の半分近くが貧困層のフィリピン。その中で、これほど高い数字が出ているとは驚きました。
家族や親戚の人たちが互いに助け合って暮らしていて、食べ物も水も家の建築も分かち合い暮らしていっているフィリピン。
記事の中に、「幸せは遠くにある目標ではない。些細な事でも、今は幸せだ、と思わなくては日々を乗り切れない」とありました。
インドネシアやフィリピンに行き、皆が助け合って暮らしている様子に触れると、日本は大切なものを無くしたなって思います。
今開催中の子ども未来博で「昭和の子どもたち」展があり、石井美千子作品のお人形が展示されています。人とのかかわりの暖かさに涙が出そうになりました。
昨年2月に亡くなった祖母は、食事をして「幸せ」。お茶を飲んで「幸せ」と言っていた。この幸福感が、ひざが悪くて歩行が困難になっても、一人暮らしでの、日々の生活での戦いが出来ていたのかもしれません。
9月のミンダナオ旅行。
ミンダナオの人たちの暮らしに触れられるのが楽しみです。
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