生活習慣病予防の食生活
肥満はよくないと良く聞きます。皮下脂肪より内臓脂肪のほうが生活習慣病を引き起こすのです。内臓脂肪蓄積を起こす生活習慣上の特徴の調査結果を紹介します。①内臓脂肪蓄積・肥満、②内臓脂肪蓄積・非肥満、③内臓脂肪正常・肥満の3つのグループに分けての調査です。①は、1回食事30分以上、食事は満足するまで食べ、アイスクリームを好み、日常の移動手段は自動車で喫煙しています。②は、食事は満足するまで食べ、緑黄色野菜が嫌いです。③は間食をよく食べるのですが、日常やや重い・重労作をしていて、移動手段は徒歩や自転車です。
肥満症の人に良く見られる行動は、
・食べ物が目の前にあると、食べつくすまで止まらない。
・一回の食事の量が増える
・摂取カロリーに無頓着
・どんぶり勘定
・朝食抜きで夕食にまとめて食べる
・夜、間食をする
・時間だから、付き合いだから、テレビを見ながら気付かないうちに間食している
・甘みやうまみへの強いこだわりがある
・やけ食い、イライラ食い、衝動食い、断りきれなくて、気兼ね食い、付き合い食い、残飯食い
日本人は栄養の取りすぎで内臓脂肪蓄積になりやすい要因を持っていますので、戦後の食事の洋風化は、よくないです。
高血圧と塩分摂取は関係あるといわれています。カリウム不足も関係しています。カリウムを充分取っていると、血圧が下がります。研究成果が少なく、高血圧症にどのくらいの量を取ればいいかは、分かりません。カリウムは野菜と果物に入っていますが、重い腎臓障害のある人は高カリウム血症を引き起こし、糖尿病合併症では果物を積極的に取るのは良くありません。
食事で野菜を取るのは大切だと分っています。野菜等健康生活協議会のホームページに野菜や果物の記事が沢山載っていました。肝臓の病気を持っている人はキャベツを取るのがよくなくて、薬を飲んでいる人は(薬の種類によるかもしれませんが)グレープフルーツがよくないようです。では、どのくらいの量を取ればいいのでしょうか?
農林水産省のホームページに「毎日の食生活チェックブック」がありました。
自分の体型をチェックしてみましょう…というのがありました。
わたし、ちょっと ヤバイかも。
いきなり理想的な食生活を目指すのではなく、朝食を抜いている人は、朝御飯をおにぎり一個やパンを食べる所から始めてみましょう。できる所から始めて、3食バランスの取れた食事をするように進めていきましょう。
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