03年3月/チャリティーコンサート
02年8月にキダパワンの民家を借りて、イースタービレッジが開設され、9月に正式発足をしました。借家住まいの為に手狭になってきたので、新しい土地と建物を取得する為の資金を集め、ビレッジを広めていく為に、チャリチィーコンサートを開催する事になりました。主催は、日本基督教団北海教区・アジア国際交流委員会が母体となり、イースタービレッジ・ミンダナオ支援チャリチィーコンサート実行委員会です。ミンダナオはモロ族(イスラム教)、多少の山岳地帯に追いやられた少数民族、ルソン島やビサヤから移住してきたキリスト教徒が共生する地です。分離独立を目指すモロ解放戦線やモロ民族解放戦線と政府軍の争いで多くの血が流されてきました。現在も多少の衝突を繰り返しながらも和解と対話が進められています。平和への願いを表すのにどうすればいいか?札幌子どもミュージカルは、オリジナル作品を上演して、内容は、住民と悪党、アイヌ民族と倭人、いじめられっ子といじめっ子…。対立から和解へと向っていく過程を描いたものが多いので、そのような作品に取り組んでいる子ども達に歌って漏れえるのなら、平和への願いが表せるのでないかと考え、出演を依頼したところ、引き受けてくださいました。会場は、交通の便がいい日本基督教団北光教会です。 ポスター、ちらし、チケットを作り、説明をしながらの販売。皆さん、寄付でチケットを買ってくださるのですが、当日どれだけの人が来るか…。バクチを打っている様な気分になりました。
開場してみると、沢山の方たちが来てくださり、礼拝堂は立ち席が出たくらいです。第1部は祐川神父さんからの報告、第2部は札幌子どもミュージカルによる賛美歌コンサート。内容はとても素晴らしいものになり、寄付金も沢山集まり、大成功のうちに終わりました。
終わってから会場近くで打ち上げです。飲みねぇ、食いねぇ、しゃべりねぇの、楽しい時間は早いねぇ。翌日は、会計を締めて報告書を作成。いかに沢山の人たちが協力をして下さったかを感じ、感動しました。
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