4こま漫画の活用法
発達障害を持っていると、人の言っていることが理解できないので、子供が何か困った事があって、そのことについて話していても、どれだけ理解できているか…。指示は具体的でなければ分りません。人の気持ちを考えられないので、相手がどう感じているかも分りません。
子供が分りやすく説明するのに、4こま漫画が有効のようです。
そこで、うちの娘は子供に説明するのに一工夫しました。
右側は、学校で先生の話が分らなくて困っている時。
右側は、それの対処の仕方です。
右側:
①授業中、先生の言っている事が分らない。
②困ったな、手遊びを始める。
③隣の子が、うるさいなと思う。
④先生は話しを聞いていない。注意をしなければと思う。
左側:
①授業中、先生の言っている事が分らない。
②困ったな、
③「先生、分りません」と言う。
④先生はどうすれば良いか教えてくれる。
この後、具体的な方法を子供と一緒に考えました。これもノートに書きます。
困っているときどうするか?
○困っている顔のカードを見せる。
○手を上げる。
○「分りません。教えてください」と先生に聞く。
○隣の子に「何をすればいいの?」と聞く。
子どもは先生に聞けない。隣の子とは話したことがないから聞けない。
前か後ろの子に聞く。
↓
すぐに聞けなかったら、聞くまで手は膝の上。姿勢を正しく座っている。
手遊びをしない。
こうして一つ一つのことについて、親子で話し合っています。
以前は、催事に誘っても、分らない所は行かなかったのですが、最近は、行ってみるようになりました。少しずつの変化があります。多動は担任の先生が「別人のように変わった」と言うくらい大きな変化があり、少なくなりました。
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