NPOのための広報術
札幌市で運営している「札幌市民活動サポートセンタ」では、活動をしている人を対象に各種講習会を開催しています。今回は、NPOのための広報術です。何かの活動を始めて20年以上になりますが、どこにいっても機関紙を担当していました。
第1回:そもそも広報って何?(札幌市市民まちづくり局の課長)
第2~4回:知っておきたいデザインの基本(出版会社の方)
第5回:達人が語る効果的な広報(NPO法人の団体の方と新聞社編集局部長)
なぜ広報が必要なのでしょうか。それは団体を知ってもらうため。参加して欲しいから知ってほほしい。その為には自分たちの思いを共有することが必要。団体がより良くなる為には広報だけでなく、広報が生きるためのベースが必要。
活動が活性化するために、①人の運営②お金のやりくり③企画立案④効果的な広報。参加者にこの4つの中で一番困っているのは何か問いかけられ、多かったのが、「人」でした。「人」の中にはメンバーだけではなく、団体を側面支援してくれたり、連帯する人も含まれます。助成金申請するときのコツをつかむ。企画立案のためには、日々の思いついたことを書き留めておき、会議を活性化させる。広報を効果的にするためには、何を誰に伝えたいのかを明確にする。
広報媒体は①マスメディア②ホームページ③団体リーフレット④イベントチラシ⑤会報誌。記者会見は誰にでも出来る。ホームページでは情報発信が勝手に進む物ではなく、百科事典に登録されただけのこと。更新をする。リーフレットは団体の顔なので、安心感、信頼感を得られるように。チラシのばら撒き効果は2,000分の1といわれている。会報誌は会員限定だけではなく、興味を持ってくれた人に送付。
活動を進めていく上で、自分で決めてしまいがちですが、相手が主ですから、答えを持ってはいけない。
第1回目は、予想外の内容で、私自身得るものが沢山ありました。今までいくつかの団体に入った経験では、仲良しクラブと、代表者以下したくない人たちの集まりは動きません。NPOの研究をしている先生の講義を受講したことがあります。この二つの団体のことで相談をしたら、仲良しクラブを取り込もうと思ったら、相当の手腕の持ち主でないと出来ない。もう一つの団体では、代表者交代とのアドバイスがありました。
いろいろな団体があって、活動の仕方が違っています。時代の波に乗れなかったり、後継者が居なくて解散したりします。のめりこんで活動していた時期がありましたが、今は、怠けない程度にゆっくりと、順番を飛び越えないように丁寧にして行こうと考えています。

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