ジャワ島地震現地から⑤/06年6月
ジョグジャカルタからの報告です。
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6月5日の報告です。インドネシアの家屋、とくに貧しい世帯の家屋ほど、レンガだけを積み上げた、そして少しだけのセメントを使った構造です。鉄筋を使うことはありません。だから、地震が起こるともろくも崩れてしまうのです。皆さんが、映像で目にされた光景は、そのような家屋ばかりです。
今日は、一週間ぶりに大学に向かいましたガジャマダ大学は、被害がほとんどなかったのですが、しかし一週間休みでした。
今日は、夜、バントゥールのセオンに向かいました。今、専門高校で日本語の授業の手伝いをしているのですが、そのひとりの生徒から、被災したという連絡をもらっていたのです。セオンは、すでに国軍が支援に入るほどの地域でした。おそらくセオンは、バントゥールの被災各地に向かう幹線道路沿いに位置するからではないかと思います。とはいえ、ほかの集落と大きな違いが目に見えてあるかといえば、そうではありません。しかし大切なことは、政府がやって来てくれたという標しではないでしょうか。彼女の集落には、テント、毛布、懐中電灯を運びました。きのうまで、彼女の集落まで届いていなかった電気ですが、すでに街灯が灯っていました。
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