ビラアン民族のお祭り
ポロモロックでビラアン民族のお祭りがあるので行きました。マルベルのバスターミナルからジェネラルサントス行きのバスに乗り、途中のポロモロックで下車。マルベルのバスターミナルは、バス会社毎にあり、そのほかにバンのターミナルがあります。
このバス(イエローバス)に乗りました。フロントガラスの運転席側に行き先が書いてある紙が有りますので、行き先を確かめます。乗って、出発してまもなく車掌さんが回ってきて、行き先を告げると、券に何処で乗り、何処で降りて、料金はいくらかと穴を開けて渡されます。35ペソ。
そのすぐ後に別の車掌さんが来て、この切符を見せて料金を支払います。
どうも、このバスは日本車のようです。前に向って左側は3人がけ、右側は二人がけの椅子に取替え、運転席と出入り口を反対にしているのです。窓と窓の間に、下りるときに押すボタンが付いています。おまけに、ドアは開け放して走っています。
ターミナル近くの、札幌で言えば大通公園のようなところで開催されていました。
広場では、小学生の鼓笛隊の演奏をしていました。今まで一生懸命練習してきたのが分ります。
果物を売っている所、木製の製品を作って展示販売している所等、沢山の小さな建物があり、私たちは織物の所に行って見ました。
ビラアンの織物は、素材はアバカ(マニラ麻)。染料は色により種類が違うのですが、植物です。アバカから糸を取り、数本束ねて糸で縛り、染めます。糸で絞った所は染まらないで白く残る所で織った時に模様を出します。縦糸で模様を出す縦絣です。
刺繍をしている女の人がいました。
ここでもクリンタンを演奏してくれました。
大きいゴング。低音で旋律を支えます。
小さいゴング。旋律を担当します。
Aの音を中心に展開していき、しばらく演奏します。その後は、イ、ロ、ハの音で短く演奏し、上に上って、Bの音が中心に又しばらく演奏になります。それから全体を使って演奏し、始めに戻ります。この繰り返しなので、単純なのですが、とても素晴らしい。
船のような物は打楽器。棒で上からつつくようにリズムを刻みます。良く見ると、ワニの形をしています。織物にもワニの模様があります。昔はこのあたりにワニが住んでいたのだそうです。
踊りも踊ってくれました。後ろの男性が演奏しているのは、弦が2本くらいの楽器です。演奏中に弦が一本切れました。
最後に皆で記念撮影です。
ビラアン民族の皆さん、貴重な文化を見せてくださり有難うございました。
近くの商店街で昼食を取りました。お店の中は込んでいたので、玄関前にあるテーブルを陣取りました。
コピーを取りたかったので、現地の人に案内してお店に行きました。コピーを取る事をゼロックスと言います。写りがあまり良くなかった。知り合いの家に戻ってから、薄い所を見ながら書いたのですが、家に帰ってからは、書いていないところが読めなかった。
運動服を製作販売しているお店がありました。正面にドアも壁も無くて、お店の中が丸見えです。
バスターミナルに行く途中、テントを貼った出店が沢山並んでいました。おもちゃ、CD、服…。洗っていない靴下が山積みなっていました。
帰りはこのバスに乗って帰りましょう。
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