大自然で遊ぶ
大自然があるミンダナオ。とにかく驚きの連続。
イースタービレッジの子供達が楽しみにしているという滝壷に行きました。
山の中に滝があり、川が流れている…。私の生活感覚ではこのような風景は鑑賞するもの。
滝壷についたら、「さあ、泳ぐぞ!」と、水着に着替えて滝壷の中に入っていく。ここまでならまだ受け入れられたけれども、反対側の崖を上って、途中にある平らな所からドボン、ドボンと飛びこみを始めたのには驚いた。大人の背よりも高い所と、もう少し高い所から、勇気に応じて飛びこみます。
夜になると、電気の光に虫が集まってきますので、色々な虫が網戸に止まっています。
スタッフの方が持ってきたのが、アトラスオオカブト。
虫は取りにいくものだと思っていました。だから、行く前日まで我が家では虫かごと網を持っていくかどうかと話し合っていました。結局持って行きませんでしたが、そういうものは必要が無い。虫の方から飛んでくる。アトラスオオカブトも飛んでくるのです!!
私は子供の頃は、飛んで来たトンボの尻尾を紐で縛って飛ばして遊んでいましたが、イースタービレッジの子供たちはそれと同じ事をアトラスオオカブトでしているのです。つまり、飛んで来たカブトムシを取って、角のところを紐で縛り、振り回すと飛ぶのです。絶句してしまいました。
夜の訪問者は虫だけではありませんでした。玄関の前の階段に大きなカエルが鎮座しているではありませんか。しかも、1匹や2匹ではない。
自然の中で遊ぶレベルが違いすぎ。こんなカルチャーショックは生まれて始めて。人生の全てを否定された気持ちになりました。ひどい混乱。気持ちの整理を付けるのに帰ってから日にちがかかった事。
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