ジェネラルサントス/ディアス村
ジェネラルサントス
モスクを見たいと強く希望していましたので、モスクを見て回りました。
手前にある広場のような場所が新しい形のモスクです。メッカに留学した人が、メッカにあったモスクを見てまねて作ったのだそうです。これでほぼ完成です。写真の奥の方が正面になります。イスラムでは祈るときはメッカに向って祈るので、向こう側がメッカになります。自然と一体となって祈るのです。
今まで使っていたモスクです。
近くに織物を織っている人がいるので、寄ってみました。素材は化繊です。イスラムでは動植物は描かないので、幾何学模様になります。
ジェンサンで一番大きなモスクです。1階が洗う場所、2階が女性が祈る所、3階が男性が祈る所です。顔、耳、手、足を洗ってから祈ります。中には入れませんでした。
皆はまだ朝食は食べていませんでしたので、レストランに入りました。
ここの料理は美味しかった。
ディアス村
ディアス村に到着。村の女性たちはクリンタンの演奏で迎えてくれました。
演奏は、とにかく早い。目で追っていけなくなりました。
みんぱくのサイトで、ゴングが聞けるので、時々聞いていましたが、本物の演奏が聴けて感動しました。音楽が体に染み付いていると感じました。
スペインは徹底してキリスト教化を進めていき、土着の音楽を絶滅に追いやりましたが、最後まで抵抗してきた少数民族によりかろうじて伝えられてきた、スペイン時代を生き延びた文化の代表格です。イスラムのクリンタンは、演奏形態、表現方法、衣装に、イスラムに対しての偏見が入っているそうです。スペインからの抑圧の痕。
後ろの方では、竹を裂いて作ったバチで、ゴムで作られたような感じのバケツのようなものを叩いてリズムを刻んでいます。なんでも楽器になります。
ゴングです。
柱と屋根だけがある集会所で昼食です。
たぶん、私たちが行くというので特別の料理が出されたと思うのです。いつもはこのようなものを食べているのではないようです。
食事の後は、楽器をこの場所に移動して演奏と踊りです。
クリンタンは音楽と踊りとが一体となったもの。ディアス村はいくつかの民族の人が住んでいて、それぞれの踊りを披露してくださいました。
ディアス村のモスク
ディアス村を後にして、ジェンサンに戻ります。
建設途中のモスクがありましたので寄ってみたのですが、以前写真を撮って商売をした人がいたので、写真を取るのをとめられました。海沿いでしたので、海岸に行きました。ここは近々開発の為、住民は立ち退きをさせられます。
次はマルベル(コロダナル)市に行きます。
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