バティックの割烹着
この生地は、多分型染めのバティックだと思います。
ずっと押入れに眠っていたのですが、割烹着を作りました。
割烹着といえば、白が定番です。白以外のものを探していたのですが、売っていない。手持ちの割烹着はシミだらけになるし。
鎖国をしていた日本は、黒船が来たのをきっかけに、海外に目を向けました。そこでびっくり仰天。近代化をしなければと、家族も見直しました。そこで登場したのが主婦です。
主婦の仕事は、掃除、選択、食事の支度、子守です。これはみな女中さんの仕事。
女中さんは、前垂れだけの前掛けをしていますから、割烹着と形が違います。色は清潔感を表す白にしました。つまり、主婦は女中さんと同じ仕事をしているけれども、女中さんではありません、という意味なのです。だから、割烹着は主婦のステータスシンボルなのです。
そのステータスシンボルも、今になっては困りものです。
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