神経の話し
神経のことが良く分りません。図書館にいって本を探してきました。
「イラスト解剖学」の本が、分りやすかったです。素人向けです。
「神経」は医学用語で、杉田玄白が作った言葉なんだって。1774年に作られた「解体新書」に書かれました。「神気(全身を巡る目に見えない力)の経脈」を意味する言葉なのだそうです。
刺激伝達方向は二つ有って、抹消感覚を中枢に伝える求心性(感覚性)と中枢の指令を抹消に送る遠心性(運動性)の2種類があります。一つの末梢神経の中に、求進性と遠心性の二本が入っています。
筋肉を動かすのは体性神経で、心臓を動かすのは臓性神経。カンニングで目玉を動かす神経は脳神経の中の体性遠心性に属するんだって。(イラスト入りで書いてあります。)
髄鞘がない神経を「無髄線維」といい、髄鞘がある神経を「有髄線維」という。有髄線維のほうが刺激の電導が速いんだって!!髄鞘って神経全体を囲んでいると思っていたけど、小高い丘が間隔をあけてあるって感じなんですから。脱髄疾患では、小高い丘が大雨で削られたって感じなんですから。脱髄したところから漏電して刺激の伝達が障害されている。
感覚路が何処を通って脳まで行くかもイラストで書いてあります。
この本、本当に分りやすいです。ちょっと感動しました。
こういう話し、高校の生物でするんだって。私、習ったっけ??
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…でしょ。
高校で習った記憶ないよね。
私もね、初めて聞く話しは覚えられなくてね。
これで、いつか医療講演会をする時は、解剖学の手前の高校の範囲から説明してもらった方がいいって事が分ったわ。
投稿: ひかり | 2009.09.16 10:52
私も習った記憶無いです~
今の、高校生は習っているのかしら?
漏電、私もそう説明受けました。
わざわざ、図を書いて説明してくれたのですが、頭が悪いのでイマイチ理解出来ませんでした><
投稿: to-seki | 2009.09.16 01:53