トゥルニャン(風葬する集落)
バリ島には昔からの先住民族が住んでいる集落があり、ここトゥルニャンもその一つです。
先住民族のことをバリアガといいます。
トゥルニャンのバリアガは、833年から風葬の習慣があるというので、行ってきました。
キンタマーニ高原から急カーブのある急な坂道を降りて湖畔にある船着き場に行きます。
料金所で乗船代金を支払い船着き場に行きます。桟橋では子供たちが下をのぞきこんでいるのですが、何が見えるのかしら。
ここから船に乗り出航です。
雲が風に乗って上から湖面に降りてきます。
集落から離れたところで風葬しますが、そこにも船着き場があります。
ここで入場料と記帳をしてから行きます。下の写真が入口です。
中に入ると大きな木(下の写真)があります。木の名前がタムルニャンといい、トゥルニャンの語源です。この木があるので臭くないのです。
この木の前を通り左側に行くと埋葬する場所があります。
竹で囲いを作り布でくるんだ遺体を安置します(上の写真)。
そのままにしておくと骨だけになります。
頭がい骨は右側に並べて、それ以外の骨は左側に置き、次の遺体を安置します。
上の写真は頭がい骨を置く場所で、下の写真はそれ以外の骨とお供え物を置くところです。
頭がい骨以外は他の物と一緒に捨ててあるって感じがしました。こういう感覚が理解できませんでしたが、日本と違う風習に触れると、世界は広いなって思いました。
帰りの船は温泉の出るところに寄っていきます。船着き場の近くでは女性が洗濯をしています。お店が出ていましたので、ここの集落の人たちの洗濯場になっているのでしょうか。
ぬるめの温泉です。船が出るまでの少しの時間を過ごしました。
出航の時間が来ましたので乗船し、帰ります。到着した船着き場の横でも洗濯を終えた子供たちが、どこかに行きました。
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