『人間にとって成熟とは何か』
曽野綾子
『人間にとって成熟とは何か』
幻冬舎新書、2013年
本のタイトルに惹かれましたので、お値段が760円と手ごろだったため、購入しました。
帯に「あきらめることも一つの成熟」とありますので、あきらめることについて私の感想を書きますね。
「あきらめる」というと、それで物事が終ったような、将来が無いような感じがして、後ろ向きな言葉のように思っていました。
でも、この本を読んでそうではないって事が分かりました。
物事には変えられることと、変えられない事があります。変えられない事を受け入れるのが、成熟になるあきらめだと思いました。
「命の質」とは、自分らしい生き方をすることだと考えています。
本全体を通して、自分らしく生きる事が成熟につながるのだと思いました。
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