東京ジャーミィ・トルコ文化センター
放送大学の放送授業「イスラーム世界の歴史的展開」の第1回目に紹介されているのがきっかけとなり、放送大学の有志10人で、東京ジャーミィに見学に行きました。来年の2月までですが、2時半からのお祈りの時間に行くと担当者が説明してくださいます。今がチャンスだと思い私も参加しました。
玄関です。ドアの上にアラビア文字で書いてあるのは、「東京ジャーミィは神の館、この地にあまねく永遠の聖なる光を」という意味です。
中に入って1階のロビー横にはお茶を飲んでくつろげる場所があります。
下の写真の両側にソファーがあります。お土産の販売もしています。
2階に行く階段のところに、お祈りの前に必ず行う、顔や足などを洗う場所がありました。上に行くと眺めのいいテラスがあります。下の写真は、テラスから上を眺めたものです。
上の写真のアーチ型になっている所にドアがあり、中に入ります。見学といっても女性はスカーフをかぶります。入口のところに用意してありました。
礼拝するところは、きれいで目を見張りました。
ジャーミィは、コンクリートや鉄骨は日本の物ですが、それ以外は全部トルコから運んできたものだそうです。
中央にあるシャンデリアはアラビア文字をデザインしてあります。下の写真の中央にある方向に向かって祈ります。イスラームはメッカに向かって祈るのです。
説教台です。
窓のところには本が置いてありました。クルアーンやハーディスかもしれません。
壁や天井のいたるところにクルアーンやハーディスから取ったさまざまな言葉が綺麗なアラビア書体で書かれてあります。
私たちが行った日は、30人くらいの見学者がいました。2時間ほどの説明は分かりやすく、イスラームの事が納得できます。
以前、ムスリムが「イスラームをヨーロッパの目で見ないで、日本人の目で見てください」と言っていたのが、何故なの説明もありました。フィルターを取って自分の目で見るのは難しいですね。
私の初めての海外旅行はインドネシアでした。外を歩いているとコーランが流れてきます。お祈りの時間ですので、モスクに行きました。その時、祈る姿が美しい女性がいました。神への一点集中が素晴らしかった。それ以来イスラームに関心を持つようになりました。
このような事があって帰ってきた日、アメリカで同時多発テロがありましたが、イスラームは変だって思わなくても済んでいます。
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