「病気の力~幻聴さんいらっしゃい~」
日本カトリック障害者連絡協議会の全国大会が札幌で開催されました。
大会1日目の基調講演は、北海道医療大学教授で、べてるの家理事の向谷地生良先生です。先生は2001年に「当事者研究」を創案し、日本だけではなく世界に広がっています。
浦河町からべてるの家の人が数人(4人だったかなぁ、5人だったかなぁ?)来て壇上に上がり、精神障害との付き合い方を、面白おかしく話してくださいました。
自分ではどうしようもない障害をそのまま受け止めているのですが、マイナスだと受け止めないで、逆にプラスに変えています。日本とアメリカの幻聴さんはネガティブで、アフリカの幻聴さんはポジティブ。毎年開催されている、べてる祭りでは妄想・幻覚大会を23年していて、テレビで紹介された時の映像を見せてくださいました。
そんな話を聞きながら、新約聖書のローマの信徒への手紙の1節「わたしに与えられた恵みによって、あなたがた一人一人に言います。自分を過大に評価してはなりません。むしろ、神が各自に与えてくださった信仰の度合いに応じて慎み深く評価すべきです。」を思い出しました。
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