『闘う敬語』
大嶋利佳 原案・監修/朝倉真弓 ストーリー
『闘う敬語』プレジデント社、2017年
敬語で闘うのかぁ~と思ったので、購入しました。
不動産会社の営業部に入社した新人2名と上司とが、1年間さまざまな場面で敬語を使いながら困難を乗り越え、成長していく姿を描いています。
冒頭で著者は「言葉からその人が透けて見える」といい、最後には日本人の体質に踏み込み、対策を提示しています。
原案の大嶋さん、スゴイわ。
出版になったときに購入し読んだのですが、1年たってクレーマー対策をしなければならないので、もう一度その個所を読みました。
クレーマーって自分に対しての恥ずかしさのない人なんだって分かりました。
これは相手の問題であって私の問題でなないので、クレーマーの人に対して私が困ることはないんだって気付きました。
その時々で私が困っていることに対しての対応をすればいいんだよ。
「分っけ分かんないことをグダグダ言ってんじゃないよ」な~んて言ったら角が立つから、そこは敬語を使って言うのです。
実生活にも役に立つ本を購入して喜んでいます。
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