2020年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 2019年11月 | トップページ | 2020年1月 »

2019年12月

2019.12.29

かの書房

Photo_20191229002501

今年、開店した個人経営の書店『かの書房』に行きました。
きっかけは、「放課後のいわた書店」で第2部の居酒屋で、加納さんの隣に座ったことです。
自分で本を選べないのがコンプレックスでした。
家に帰ってから思い起こすと、選べないのは大型書店とチェーン店なんです。
図書館、古書店、いわた書店では選べるていると気が付いたら、スッキリしました。
そこで、加納さんのお店『かの書房』に行きました。
選べましたねぇ。
3冊買いました。
レジの所で加納さんと話をして帰ってきました。
加納さんと話せたのも良かったです。
『かの書店』は、イイ感じのお店です。

住所:札幌市豊平区美園3条8丁目2-1
営業時間等は、Twitterでかの書店を検索してご覧になってください。

2019.12.27

放課後のいわた書店

一万円選書で有名な砂川市にある「いわた書店」初イベントの「放課後のいわた書店」に参加しました。
毎週土曜日は午前中までの営業ですので、この日は3時ごろから参加者自らシャッターを開けて店内に入ります。
ゆっくり本を選んで(見るだけでも良し)、5時ごろに裏の居酒屋さんに行き、店主を囲んで異業種交流会のようなことをしました。
初めて会う人同士で、どんな話になるのかなと思いきや、話題は本です。
札幌でただ一軒の個人経営書店の店主も来ていました。

私は、どういうわけか、大型書店では、読みたい本のコーナーを目指して行き買いますが、本を選べないんです。
平積み、面出し、ポップがあっても、目が書名の上を滑っているって感じです。
でも、いわた書店では選んで買えるのです。
庶民的で居心地がいいので、ゆっくり選べてまとめ買いをしても総額を気にしなくていいのです。
個人経営の書店の方が肌に合っているようです。
そんなわけで、この日もまとめ買いをしました。

太宰治『お伽草子』

Cimg1416

太宰治『お伽草子』新潮文庫、昭和47年発行、

 この本は、「盲人独笑」「清貧譚」「新釈諸国噺」「お伽草子」の4編を納めている。
「盲人独笑」は昭和15年7月の『新風』、「清貧譚」は昭和16年1月の『新潮』、「新釈諸国噺」は昭和19年1月から11月号にかけて諸雑誌に、「お伽草子」は昭和20年7月に完成しているから、日中戦争から大東亜戦争終結までに書かれた作品となる。

この中で、防空壕の中で娘に読み聞かせをしていた絵本を題材にしたお伽草子を紹介する。
「瘤取り」
このおじいさんは酒飲みで、家族から疎まれている。家族は家事にいそしむ妻と、真面目一鉄で聖人のような息子が居るから、実に立派な家庭である・・・と太宰は想像した。
おじいさん、なぜか家の中では浮いている。話し相手は顔に出来た大きな瘤で、孫のように思っている。その大事な瘤を鬼に取られてしまった。人の容姿をとやかく言ってはいけないと考えている聖人の息子は、このことに触れず、妻は何も問題にしていないから、瘤が無くなった出来事をおじいさんは話が出来なかった。
近所に周りの人から一目置かれているおじいさんも頬に大きな瘤があり、恨んでいる。
家族も瘤を否定している。瘤が無くなったおじいさんの所に行き、いきさつを聞き、鬼の所に行ったが、緊張のあまり歌と踊りが下手になり、鬼は怒って取った瘤をつけた。
瘤を無くしたおじいさんとその家族、山に住んでいる鬼、瘤が増えたおじいさんとその家族は悪いことをしていない。性格の悲喜劇だと太宰は最後に言っている。

「浦島さん」
浦島太郎は丹後の水江に実在する人物らしい。太郎をまつる神社があるという。が、海を泳ぐ亀は小笠原、琉球、台湾が産地で、ここまで上がってきそうもない。沼津の海浜宿で一夏を過ごしたときに見た赤海亀にしよう。潮流を考えると上がってくるはずが無いと言われたら、出現する訳のないところに出現した不思議さ、ただのウミガメではないということにしておこう。・・・と太宰は決めた。
陸上と海中とでは考え方が全く違う。竜宮城で出会った乙姫はフワフワしているひと。すべてを受け入れすべてを許す。
竜宮城から帰ってきた浦島太郎は、お土産の箱を開けたら煙が出て一気に300歳になりおとぎ話は終わった。箱を開けなきゃよかったのに、竜宮城から帰ってこなければよかったのにと私は浦島太郎を悲劇のヒロインだと思っていた。
しかし太宰は言う。
年月は人間の救いである。
忘却は人間の救いである。
思い出は、遠く隔たるほど美しく、忘却は無限の許しを得られる。
浦島太郎は帰ってきたら寂しくなり、救いを求めて箱を開けたら、300年の年月と忘却があった。

「カチカチ山」
カチカチ山の兎は17歳の少女、惨めな敗北をする狸は兎の少女に恋をしている37歳の醜男だと太宰は断言する。
狸にあんなひどい仕打ちをするのは男らしくない。狸汁にされる所を逃げ出し、ばあさんを欺いたのは正当防衛だからだ。
狸は兎に惚れていたから兎の言いなりになった。兎はギリシャ神話に出てくるアルテミスのように気に入らないことがあったら残忍なことをする。
女性にはこの無慈悲な兎が一匹住んでいて、男性には善良な狸がいつも溺れかかってあがいている。

「舌切り雀」
主人公は体が弱く、朝起きて部屋の障子にはたきを掛け、箒で塵を掃き出すと、ぐったりするくらいだ。年齢はまだ40歳にもならない。・・・と太宰は考えた。
主人公夫婦の家に雀が一羽いついた。ある日、主人公の爺が雀と話しているのを妻に聞かれ、若い娘と話をしていると勘違いをし、夫婦げんかになった。
どこにでもある夫婦げんか。。。
この雀と話をしていたのだと言っても妻は信じない。ならば、この雀のしたを取ってやると言い、むしり取ったのであった。爺は飛んでいった雀を、がむしゃらに探した。爺には侘しさがあったのかもしれない。
雀のお宿に行った爺は、舌を切られた雀と会い、平安なひとときを過ごしてすぐに帰った。
事の次第を話してもにわかに信じない妻は雀のお宿に行き、大きな葛籠を背負って帰ってくる途中、息絶えたのである。
決して欲を出したので無く、雀に嫉妬していたのであった。

おとぎ話は道徳の教材のように語られているが、実は人間の本質に触れるものである。

水島宏明『母さんが死んだ』


Photo_20191227004401

水島宏明『母さんが死んだ 新装増補版』ひとなる書房、2014年

 昭和62年1月、札幌市で子供3人を残してお母さんが自宅で亡くなりました。死因は餓死。このときSTV(札幌テレビ)でディレクターをしていた著者は、取材し制作した番組がギャラクシー賞など3賞を受賞し、平成2年に本を出版、平成26年に新装増補版が発売になった。

お母さんの名前は岡田恭子、享年39歳。子供からの連絡で近所のひとが行ったときは、電気こたつから上半身を出し、ふっくらとした体型はミイラのようになっていた。


中央区に住んでいたときは、働いていて生活費の不足分は生活保護を受けていた。家賃の節約をするために白石区の市営住宅に引っ越したが、生活保護は受けられなかった。

法律では生活保護を受けるのは国民の権利だとしているが、保護費抑制をし始めてからは申請の前に行われる相談段階で、困窮していても切っている実態が浮かび上がってきた。

「明るく豊かに見える消費社会。その砂上楼閣の薄皮一枚隔てたところで、貧困というがん細胞が国民を徐々に蝕んでいる。暮らしに不自由しない「中流」の家庭も、離婚や事故、病気や老いなどのきっかけ一つで、生活苦へと転げ落ちていく。行政が救おうとはせず、ますます増幅される貧困のひずみ。それが地方へ、母子家庭へ、老人へ、子供たちへ、と力の弱いところへ一気に押しよせている。」状況は、32年たった今も変わらないなと思った。

2019.12.10

第37回チャリティークリスマスパーティー

Photo_20191210162601

北海道難病連札幌支部主催のチャリティークリスマスパーティーが12月8日にあり、初めて参加しました。
参加人数は182人です。
テーブルは患者会ごとにあり、あすなろ会は最前列の真ん中でした。
作業所Bの「アラジン」の人たちによるハンドベルで始まり、よさこい演武、滝川市を中心に音楽活動をしているyellow spotのライブ、お楽しみ抽選会と、本当に楽しい時間を過ごしました。
上の写真は、乾杯の時のです。サンタさん、トナカイさん、マリオさんも登場し、お楽しみ抽選会でも活躍しました。

Photo_20191210163601

抽選会で景品を渡したのが、日ハムのキャラクターフレッツフォックス君です。

Photo_20191210163801



私は黒留めそでクリスマスバージョンにしたのですが、評判が良かったです。
後ろはこのようにしました。前で結んで後ろに回す「前結び」ですので、自分で出来ます。

 

« 2019年11月 | トップページ | 2020年1月 »