がんを発症し、医師から緩和ケアがある病院を探すようにと言われた哲学者の宮野真生子と医療現場を調査している文化人類学者の磯野真穂の往復書簡です。
辛い出来事が起きたとき、人々はどうしているのでしょう。
悪化するかもしれない将来から現在を見るのは、どういう事なのでしょう。
理不尽は受けいれなければならないものなのでしょうか。
自分のいのちと向かい合い、家族のふるまいや感じていることを言語化し、深く分析している読みやすい文章は説得力があります。
私も自分の人生のラインをひいて踏み跡を深くしようと思いました。
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