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2023年10月

2023.10.29

開道20周年のお祝い


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10月15日(日)11:00~ パークホテルのパークプラザにて「きの和装学苑山ノ内支部」開道20周年をお祝いする会が開催されました。
支部長の山ノ内先生が北海道に戻ってきて「きの和装学苑」を広めたのです。
当日は来賓の方々、道内各地から来た「きの」の先生方とその家族など、70人の参加になりました。
ステージ上では帯舞、民謡などが披露され、コース料理に舌鼓を打ちながらのおしゃべりで、楽しいひと時を過ごせました。

山ノ内先生との出会いは、映画館で、JICAの海外青年協力隊4人がフィリピンに行った「クロスロード」でです。
着物の仕事をしているという先生に連れられて教室に行きました。
着付けをもう一度最初から習いたいなと思い、2~3の教室を見てきましたが、納得できるところが無くて諦めかけていた所でした。
行く途中で、身体障害のある娘が着物を着たいと言っているが、足袋と草履が履けないと言うと、靴を履いて着物は短く着ると良い。障害のある人が着物を着る時は、既成概念を取っ払うとよいとアドバイスがありました。
教室に行くと結心が飾ってあり、暮らしに潤いが出るだろうなと思ったのが、教室で稽古する動機です。
2年で師範と着付け師の資格を取り、結心を教わり、今は帯舞の練習をしています。
その間、他の団体で行っている「車いす着付け」の講習会に参加もしました。

自分なりに着物を着る、結心を作る、帯舞を踊り、車いすユーザーに着せると、徐々に行うことが広がっていっていき、喜ばれています。
これからは場数を踏み、上達したいと思います。

2023.10.14

車いすに座って浴衣を着よう

車いすユーザーは着物や浴衣を着たくても、どうやって着ればいいか分からないでいます。
大学の卒業式に着物着た人が、後ろの帯結びが隠れて悲しかったと言っていました。

そこで、北海道難病連札幌支部主催の「なんれんカフェ」で、浴衣の車いす着付けを行いました。
着付けを担当したのは、きの和装学苑山ノ内支部さくらの会の着付け師4人です。
さくらの会から札幌支部に浴衣、帯、帯板、腰ひもそれぞれ5人分の寄贈がありました。
車いすに座ったまま着物や浴衣が着れるのですよ。
後ろの帯結びは、後ろに出すといいのです。

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車いすユーザーは、初めて浴衣を着た、発症してから初めて浴衣を着たと、喜んでいました。
出来ることの可能性が広がって良かったです。

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この日は、さくらの会による帯舞3曲を披露しました。
「帯舞」とは、曲に合わせて踊るようにして帯結を一つ結んで仕上げるものです。
参加者は全員、帯舞を見るのは初めてで、喜ばれました。
写真は、札幌支部の役員全員でスマホ等の端末機で撮影しようねと言っていたのですが、一枚もありませんでした。
見入っていたのが伺えます。

「帯舞」の後は、林家とんでん平さんによる手話落語です。
手話って、一つの言語ですので、話すのと手話とで二つの言語を同時に行うのです。
とっても疲れるそうですが、手話は美しくて感動しました。
今回の企画は、参加者に喜ばれたので大成功でした。

札幌ゆうばり会で帯舞披露

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「前結び宗家きの和装学苑山ノ内支部さくらの会の」の支部長 山ノ内先生は「札幌ゆうばり会」の役員をしております。「札幌ゆうばり会」の総会&交流会が、ホテルノースシティで開催されましたので、アトラクションで「さくらの会」メンバー8人で帯舞をしました(アトラクションって私らだけよ!)。
「帯舞」とは、曲に合わせて踊るようにして帯結びを1つ完成させるものです。
曲は7人で「友禅流し」、一人で「瀬戸の花嫁」、二人で「雪椿」です。
私は「友禅流し」です。
「札幌ゆうばり会」のそうそうたる顔ぶれに緊張して舞台に出ましたが、一番前のテーブルに座っていた男性の「かわいいー」という声に、緊張が解けました。

「友禅流し」が終わり、「瀬戸の花嫁」を踊っている時に、「雪椿」を踊る先生二人は、白い着物に着替え準備をします。この早業は尊敬します。

3曲終わった後は、「さくらの会」メンバーと鈴木北海道知事、秋元札幌市長、厚谷夕張市長と一緒に記念写真撮影です。

知事や二人の市長に帯舞を見ていただき、記念写真があるのは、これからの励みになります。
本当に参加してよかったです。

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