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文化・芸術

2019.08.18

映画「ニュー・シネマ・パラダイス」

 

「新・午前十時の映画祭」で、この映画を観ました。
シネマコンプレックスで、封切と往年の名画を見れるのもあとわずか。来年3月まで、この贅沢をしっかり味わいます。

「ニュー・シネマ・パラダイス」は、イタリアのシチリア島にある村が舞台で、低迷を続けるイタリア映画が復活したと世界に知らせた映画です。

やんちゃ坊主のトトは映画が大好きで、映画館に入り浸っています。映画技師のアルフレードと友情を深め固いきずなで結ばれていました。アルフレードがトトに、この村から出て戻ってくるなと言います。トトはその通りにし、実家にも連絡を入れませんでした。そんなトトに母から電話があり、アルフレードが亡くなって明日葬儀があるとのこと。トトは30年ぶりに故郷に戻りました。すっかり変わってしまった故郷ですが、思い出はそのまま残っています。

トトが入り浸っていた村に一つしかなかった映画館は、数年前に休館になり壊される寸前でした。廃墟となった映画館の中に入ると、以前の風景が目に浮かびます。映写室には切り取ったフィルムが残っていました。

アルフレードが奥さんに、トトに渡すようにと言ったものを受け取ります。それは、新聞紙に包まれたフィルムが缶に入れらていました。

アルフレードの葬儀が終わり、ローマにもどったトトは、つなぎ合わせたフィルムを、試写室で観ました。トトは映画監督になっていたのです。そのフィルムは、上映前にポルノだとされて切り取られたキスシーンをつなぎ合わせたものでした。アルフレードはトトとの約束を忘れていませんでした。

故郷を捨てて忘れようとしていたトトですが、過去を愛おしく思いながら、そのフイルムを見ています。

30年ぶりに帰ってきたトトに母は、電話をかけるたびに違う女の人が出るが、その女性はトトを愛していないのが声で分かる。心から愛せる人が見つかり、落ち着いてくれたら…と言います。

きっと、これからのトトの人生は、母が望むようになるでしょう。

2019.04.27

いわた書店(砂川市)

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一万円選書で有名な「いわた書店」に行ってきました。
こじんまりとしていて、居心地いいお店ですから、ゆっくり選べます。
「選んでいると嬉しい、すぐ帰ると悲しくなる」と店主がおっしゃっていました。
店主と話が出来たのが嬉しいです。

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昨年は10冊買い、まだ2冊残っているので、今回は1冊少ない9冊を購入しました。
次回に買いに行くまでに読了します。
砂川駅から近いので、次回は列車に乗って行こうかしら?

2019.03.23

新・午前十時の映画祭9

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事件です。
以前の名画を上映する「新・午前十時の映画祭9」、今年度最後の『大統領の陰謀』を観に行きました。
ウォーターゲートに賊が侵入した事件を、マスコミ各社は取り上げるのを途中でやめましたが、ワシントンポストの記者二人が追求し記事にした結果、大統領は辞任しました。いわゆるウォーターゲート事件です。
上映前に、大統領辞任よりも、もっと驚きの知らせがありました。
「新・午前十時の映画祭」は来年度で終了とのこと。
ネット情報では、フィルムをデジタルにリメイクするのにお金がかかるのが理由だそうです。
「大統領の陰謀」は土曜日に観に行ったのですが、客はほんのわずか。
平日並みでした。
最近観た「ニュー・シネマ・パラダイス」で、村の家が館は閉館したし、原田マハ『キネマの神様』では名画座が閉館の危機に追い込まれていました。
「新・午前十時の映画祭」がるもんね。
シネマコンプレックスで封切と往年の名画とが同時に上映しているのは素晴らしいと余裕でしたが、そうではありませんでした。
以前の名画を映画館で観れる感動を味わえるのも、あと1年です。
以上、現場からお伝えしました。

2018.12.31

『こんな夜更けにバナナかよ』

私も観てきました『こんな夜更けにバナナかよ』。
ロケ地はほぼ札幌ですので、市電はラッピング車が走ったり、ロケ地マップが観光案内書に置いてあったり、上映が始まった日はテレビ塔がバナナ色にライトアップされたりと、全市を上げて応援しています。
この本は北海道新聞社から10年以上前に発売になり、文庫本になって再版され、映画化になりました。
道新から発売になったばかりの時、主人公の鹿野さんのボランティアに入っていた人と会い、本のことを熱く語っていたな。
その時は他人事のように聞いていましたが、数年後に、難病の世界に足を踏み入れるとは、考えてもみませんでした。人生何があるか分かりません。...
厚労省に「我が事まるごと・・・」っていう部署があるんだよ。我が事なのよ。他人事じゃないのよね。
「まるごと」っていうのは、鹿野の場合、難病、身体障害、介護と3つの分野にまたがっているわけ。そうすると縦割りでは対応が出来ないから、地域を「まるごと」なのです。

今まで祖母や障害者と接してきて思うことは、その通りだと思いました。
①人に寄りかかってはいけません。寄りかかられると苦しくなりますから、人間関係が築けません。頼るのと寄りかかるのとは違います。鹿野は自立しています。人を頼っているけど寄りかかっていません。
②障害があるからといっても、人としてどうよってことはペケです。障害の後ろに隠れるんじゃないよ。鹿野は自分のことは自分で決めています。自分の人生に責任を持っています。
③障害者はお見通しです。だから、自分を取り繕ってもバレてます。映画の中で鹿野は「もう来なくてもイイよ」と言い、美咲ちゃんが、鹿野といると楽だっていうの。自分を取り繕わなくてもいいのです。

映画でボランティアと富良野・美瑛に行くの。外でみんなが遊んでいる時、鹿野は部屋にいて窓からそれを見ているんだけど、車いすから倒れるのです。
あっ、人工呼吸器が外れたって思ったら、頭がくら~として天井が回りました。
それでも鹿野は生還しました。しかも、オチがある!!

笑いが一杯ある映画です。笑いたい時は遠慮しないで笑ってください。

2018.11.19

映画『ボヘミアン・ラプソディ』



することしてから映画を観に行こうと考えていましたが、いつまでたっても終わりそうもないので、区切りがついたころに映画館に行きました。
感想を一言でいうと、フレディがありのままの私を受け入れ、エールを送っていると感じました。
この予告編の9秒の所で、フレディが歩いている足が映し出されていますが、着ている服は長襦袢でした。寝巻として着ているんですから。
日本びいきだとは聞いていましたので、着物を着ていって正解でした。
最後の方では主演のラミ・マレックにフレディが下りてきたって感じるくらい圧巻でした。

映画で感動しましたので、帰りにショップに立ち寄り、サントラ盤のCDと、ロック・モントリオールとライブ・エイドが収録されているブルーレイを買ってきました。

2018.11.18

橘家富蔵独演会

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日時:2018年11月18日(日)11:00~
場所:和モード札幌店
後援:前結び宗家きの和装学園 山ノ内支部さくらの会

昨年に引き続き今年も開催された、橘家富蔵師匠の独演会に参加しました。
落語は面白いねぇ~。
「あぁ~、分かった」って思って笑えるまでの時間差が無くなるようにするのが私の課題です。
落語が終わってから、参加者皆で師匠を囲んで、飲みねぇ、くいねぇ、しゃべりねぇをしました。
師匠の隣に座って、色々お伺いしました。
目が覚めた時に思いつくことってあるじゃない。
師匠も、枕元にメモ帳を置いてあるんだって。
アイデア勝負の人は枕元のメモ帳は必ず用意しておいたほうがいいね。
酔っぱらって思いついた面白いネタは、後になると一つも面白くないんだって。
色々な話をお伺いして、色紙を頂きました。
今の私にピッタリの言葉です。

   ゆっくり
   ゆったり
   ゆうゆうと
      橘家富蔵

2017.12.13

映画『戦場のメリークリスマス』

 

大嶋渚監督の『戦場のメリークリスマス』を映画館で見ました。
この映画を映画館で見れたのは、本当にうれしいです。
セリアズ少佐(デビッド・ボウイ)、ロレンス(トム・コンティ)、ヨノイ大尉(坂本龍一)、ハラ軍曹(ビートたけし)の4人の男たちのせつない物語です。
舞台は1942年、ジャワ島の日本軍俘虜収容所。それぞれ主義主張が違う4人がぶつかり合いながら、ヨノイはセリアズに魅せられ、ロレンスとハラは友情が芽生える。
異文化接触という所から見ていくのも、面白いかなと思いました。

2016.12.31

正月飾り

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前の家の床柱を家を解体するときに業者に頼んで取っておいてもらいましたので、横にして壁際に置いて、なんちゃって床の間を作りました。
その中央の壁に手拭いをかけて、掛け軸の代わりにしました。手拭いは季節によって変えます。
正月の飾りを帯4本で作り、手持ちのものでデコりました。
写真の右端にちょっと写っているのは、柱のでっぱりを夏用の帯、帯揚げ、帯締め、帯どめを使って飾りを作り、隠しました。竹に見立てて作った所にトンボのブローチを置きました。

「きの和装学苑」には、この様に使われていない帯で飾りを作る「結心(ゆいしん)」があり、教室に飾られているのを見て、楽しみがあるのが魅力に感じましたので、ここで着付けを習おうと思った動機の一つです。
欲しい色の帯が家にないので、帯はリサイクル店で購入しています。
来年は、車いすのラッピングをしたいので、材料を探しているのですが、なかなか気に入ったものが見つかりません。春までに見つかればいいなと思っています。

2015.12.31

エディット・ピアフ『道化師万歳』

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今月は1915年12月19日に生まれたフランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフの生誕100年記念の月です。
私の一番好きな曲は『道化師万歳』です。

曲中に数回出てくる「ブラボー、ブラボー」が始めの方と最後とが違うんです。
始めの方は、サーカスのお客さんに受けている道化師に「ブラボー」。
最後は、全てを失った道化師の悲しみ、絶望、開放に「ブラボー」のように聞こえるのです。

波乱の人生を歩んだピアフだから、この歌が歌えるのでしょうね。
ピアフの歌は、全身全霊で歌い、魂からほとぼしるように聞こえます。
琴線に触れるのです。

2015.12.06

映画『起終点駅ターミナル』

11月、12月は「第11回ほっかいどう映画まつり」が開催されています。
期間中に参加劇場で有料の映画を観ると、カードにスタンプを押してくれます。
3個でラッキー賞(映画の招待券)に、5個でドリームパス(期間限定の無料で見れるパス)に応募できます。
ということもあり、北海道が舞台になっているので観ました。
切ない過去の延長が有って今があり、これからも人生を歩んでいくんだよ。
過去を振り返った時に、いとおしさを感じて、後悔しないのが一番いいと思う。
後悔しない人生は幸せだよ。

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