車いすユーザーは着物や浴衣を着たくても、どうやって着ればいいか分からないでいます。
大学の卒業式に着物着た人が、後ろの帯結びが隠れて悲しかったと言っていました。
そこで、北海道難病連札幌支部主催の「なんれんカフェ」で、浴衣の車いす着付けを行いました。
着付けを担当したのは、きの和装学苑山ノ内支部さくらの会の着付け師4人です。
さくらの会から札幌支部に浴衣、帯、帯板、腰ひもそれぞれ5人分の寄贈がありました。
車いすに座ったまま着物や浴衣が着れるのですよ。
後ろの帯結びは、後ろに出すといいのです。
きの和装学園山ノ内は、「つながりマルシェ」で帯舞で参加しました。
曲に合わせて踊るように帯結びをするのを帯舞と言います。
場所は、チューリップが満開の滝野すずらん公園です。
広々としている場所は、心が解放されるような気持になります。
「つながりマルシェ」では、色々なお店が出店し、芝生に設けられた特設ステージでは、様々な方たちのパフォーマンスが行われます。
その一つに「だんご虫先生」によるサイエンスショーがありました。
被り物はだんご虫なのだそうです。
会場にきている子供たちの参加があり、だんご虫先生もステージから降りたりしていますから、子供たちは興味津々でした。
帯舞は「友禅流し」を7人で、「むらさき雨情」を3人で行いました。
ステージ裏にある白いテントの出演者控室で、ブルーシートを敷いた狭い所で7人が一斉に着替えます。
私たちは、着付けを習う初めから手の感覚だけで着るように指導されていますから、狭い場所で鏡が無くても着られるのです。
『結心』ってご存知ですか?
帯や和装小物を使って様々な飾りを作るのを言います。
家で使われない物の出番です。
結心の展示会が、札幌のル・トロワ8階で12月14日(月)まで開催されています。
前結び宗家 きの和装学園さくらの会の主催です。
さくらの会の先生たちが思いを込めて制作しました、
コロナで大変な時期でもありますが、落ち着きのある華やかさで満たされている会場にいらっしゃいませんか。
気持ちが晴れるかもしれません。
私が作ったのは、小さいものを2点です。
一つは「リトルクリスマス」
もう一つは「春めいて」
作品搬入の日、私が作品を置きに行った時間が遅くなったので、他の先生方は会場にいらっしゃいませんでした。
帰に買い物をしている途中、携帯に先生から電話がかかってきました。
先生方は、展示作業が終わってから隣のお店でランチをしていたのだそうです。
通路を見ながらでしたが、私が通ったのを気が付かなかったとのこと。
会場に戻ったら私の作品が置いてあったから、電話をしてくださったのです。
次々に先生方に変わり、ねぎらいと励ましの言葉に、心が熱くなりました。
このような温かい先生方と出合えたのは、私の宝です。
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