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お知らせ

2012.12.22

ウナギの新種発見

ウナギの研究をしている先生がウナギの新種を発見しましたので、そのお話を紹介します。

日本では年間10万トン以上も食べられているウナギですが、ウナギの生態は一般に知られていません。
世界に19種あり、そのうちインドネシアに7種います。
ニホンウナギは絶滅危惧種です。

ウナギの産卵場は南マリアナ海峡の西方海域で、ここで生まれたウナギの幼生期レプトケファルスは体長数ミリ。
北赤道海流に乗り西へ移動します。
フィリピン諸島の中央部の海にたどり着き、ミンダナオ海流に乗り南下するのと、黒潮に乗り北上するのと二つに分かれます。この時は透明なシラスウナギになって、台湾、中国、韓国、日本など東アジアに移動しているのです。

そこで、ルソン島北部にウナギがいるはずだと予想を立てて行ってみると、市場にウナギの燻製が売っていました。仕入先を聞いてみると、山中に住んでいるネグリートから物々交換したそうです。ウナギはネグリートしか取れないのだそうです。ネグリートとは、フィリピンに一番古くから住んでいる人達で、あとから移住してきたマレー系の人たちが今では主流になています。

ネグリートが住んでいる山中に行くと、ここでウナギを獲って燻製を作っているのです。燻製ではダメなので、ウナギを獲ってきてもらい、日本に持ち帰り遺伝子を調べてみると、新種だったのです。

2009.11.19

神父燦燦

11月1日付「カトリック新聞」の「司祭年」インタビューに、祐川神父様の記事が掲載されました。新聞記事をクリックすると、大きくなります。

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    夢は「日本宣教会」

 私が1歳の時、管理人の仕事も兼ねて家族で元町教会(北海道・函館市)の敷地内に引っ越しました。結核の父を心配して声を掛けてもらったのだと思います。鍵かけ、鐘ならしなどの仕事をしていて、18歳までそこに住んでいました。

 5人きょうだいの下から二番目。木登りが好きで、司祭館前のねむの木に登っては、神父様方と話したりしていました。フランスのお菓子をもらったり、珍しい物を見せてもらったり。教会は複雑な形をしているので、皆でかくれんぼや缶けり遊び、野球、と「遊び場」でしたね。

 待者がいないと、すぐ呼ばれて、していました。教会の高い屋根に上って怒られていたことも多々ありました。常に誰かが家に出入りしていて、いろいろな人生模様を見ることもできたと思います。周囲に「教会の子ども」と思われ、自分はなぜキリスト教か、なぜカトリックなのか、子どものころから考えていました。

 でも、自分が司祭になれるとは思わなかったですね。知っている司祭はみんなフランス人だったから。

 大学時代、埼玉で漠然と英語の教師を目指していましたが、そのころ、アポストラートス(神学生の司牧実習)で草加教会(埼玉)に来ていた今の谷(大二)司教、塩田(恵)神父に出会いました。バザーで一緒にチンドン屋さんをやったりして、とにかくハチャメチャな人たちだったから、教会に行くのが楽しみになって。

 主任の野上(貢)神父は、私のアパートに革ジャンを着て登場。最初、新聞の勧誘と思って取り合わずにいたら神父と知り、びっくりでした。頼まれて、私が通っていた大学のカトリック研究グループに名前だけ貸しました。次の主任の猪俣(一省)神父(いずれもさいたま教区)には、一緒に飲んだりしながら、当時関心のあった教義のことなどを尋ねていました。弱さがあっても司祭だったり、司祭を目指していたり。そうした姿に引かれ、召命を考えるようになりました。

 叙階後、しばらく暮らしたフィリピンで人々のために何かできないかと思っていて、ミンダナオ島キダパワンに児童養護施設「イースタービレッジ」が出来ました。福支局を通して来る子どもたちは暗い顔をしていますが、地獄に行ったら天国だった、と思わせるような施設にしたい。二十数人の子どもたちと一緒に暮らし、泣き、笑い、歌い踊り、心触れ合ううれしさは表現できません。

 いつか、日本宣教会を作るのが夢です。日本に来たパリミッションも、余っていた中から人を派遣したのではありません。国内の宣教のためにも、外との交流などが活力を与えるヒントになると思っています。

  ===「神父燦燦」が本に===

カトリック新聞に連載されていた神父さんに、「人」に掲載された神父さんを合わせて、2010年9月に出版になりました。

『カトリック司祭58人に聴く 神父燦燦』カトリック新聞社編
A5判並製208頁
定価1260円(税込)
ISBN978-4-902211-65-8

発行元
教友社
275-0017  千葉県習志野市藤崎6-15-14
TEL 047・403・4818
FAX 047・403・4819
URL http://www.kyoyusha.com 

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2009.08.18

TBS地球感動配達人ポストマン

TBS1000から放送している「地球感動配達人ポストマン」にイースタービレッジが登場します。配達の依頼を受けたボストマンが、届ける品物と思いをもって、世界中何処でもお届けする番組です。

イースタービレッジにお届けものを依頼した方がいます。何を依頼したのかは、番組をご覧になっての楽しみ。

放送日は920日(日) 1000

チラシを作りました。↓

「tbs.pdf」をダウンロード

 放送後 

お届け物の送り先は、イースタービレッジにいて、今は卒業していったウィナリンでした。ビレッジの近くで同じく奨学金を受けている子達と一緒に暮らしていました。大学生で、学校の先生になることを目指しています。ウィナリンの弟のゴゴは親戚の家にいて元気でした。ウイナリンにお届け物を渡した女優さんは、一緒にイースタービレッジに向かいます。デェレクターやスタッフ、子供たちと一緒に歌を歌います。ウィナリンは泣き出してしまいました。ウィナリンは何を思ったのかしら。帰っていく女優さんの見送りに外に出てます。ここでも子供たちは歌でお別れの挨拶です。このシーンが感動的でした。

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2008.04.25

もしも世界が100人の村だったら

もし現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで
全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう

その村には

57人のアジア人
21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人
8人のアフリカ人がいます

52人が女性で
48人が男性です

70人が有色人種で
30人が白人

70人がキリスト教以外の人たちで
30人がキリスト教

89人が異性愛者で
11人が同性愛者

6人が全世界の富の59%を所有し
その6人ともがアメリカ国籍

80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません
50人は栄養失調に苦しみ
1人が瀕死の状態にあり
1人は今生まれようとしています

1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け
そして1人だけがコンピューターを所有しています

もしこのように縮小された全体図から 私達の世界を見るなら
相手をあるがままに 受け容れること 自分と違う人を理解すること
そしてそう言う事実を知るための教育がいかに必要かは
火を見るより明らかです

また次のような視点からもじっくり考えて見ましょう

もしあなたが今朝目が覚めた時 病気でなく健康だなと感じることが出来たなら
あなたは今週生き残る事のできないであろう100万人の人たちより 恵まれています

もしあなたが戦いの危険や投獄される孤独や獄門の苦悩
あるいは飢えの悲痛を 一度も経験したことがないのなら
あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています

もしあなたがしつこく苦しめられることや逮捕拷問
または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことが出来るなら
あなたは世界の30億人の人たちより恵まれています

もし冷蔵庫に食料があり着る服があり 頭の上に屋根があり寝る場所があるなら
あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています

もし銀行に預金がありお財布にお金があり
家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら
あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8%のうちの一人です

もしあなたの両親がともに健在で そして二人がまだ一緒なら
それはとても稀れ なことです

もしこのメッセ-ジを読む事ができるなら あなたはこの瞬間2倍の祝福を受けるでしょう
何故ならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて
その上あなた は全く文字の読めない世界中の20億の人々より
ずっと恵まれているからです

昔の人がこう言いました 我が身から出るものはいずれ我が身に戻り来ると

お金に執着することなく喜んで働きましょう
かって一度も傷ついたことがないかのごとく 人を愛しましょう
誰も見ていないかのごとく自由に踊りましょう
誰も聞いてないかのごとくのびやかに歌いましょう
あたかもここが地上の天国であるかのように 生きていきましょう

このメッセ-ジを人に伝えて下さい そしてその人の一日を照らしてください

作者不詳   訳 なかのひろみ

akoさんのサイトから引用しました

2008.01.24

報告会開催のお知らせ

          【報告会】

イースタービレッジ・ミンダナオのデェレクターをしている祐川神父さんが一時帰国され、札幌で報告会が開催されます。

日時:2月10日(日)10:00のミサ後

場所:真駒内教会

   住所:札幌市南区真駒内4-8-1

   ℡ :011-581-4362

主催:イースタービレッジ・ミンダナオを支える会

      【外国人と共に生きる教会】

昨年、札幌教区が招聘したフィリピン人信徒宣教者メリンダ、エディータさんのお話を伺います。祐川神父さんは通訳とコメンテーターとして参加です。一般参加者はお話しを聞くだけの参加が可能です。

日時:2月11日(月)10:00~

場所:北11条教会

    住所:札幌市東区北11条東2丁目

    ℡:  011-711-2974

2007.10.30

mixiのコミュニティー

このブログのリンク集にあり、イースタービレッジのホームページにもリンクされている「超個人的応援サイト」を管理しているたっちゃんさんが、mixiでイースタービレッジ・ミンダナオのコミュニティーを管理しています。mixiのコミュニティー内をイースタービレッジ・ミンダナオで検索すると出てきます。

mixiは招待制ですので、mixiに入っていないけれども、興味がある方は、メールをいただければ招待状をお送りします。その際は自己紹介とホームページやブログを管理していましたら、アドレスも教えていただけると、嬉しいです。

  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

フィリピンはミンダナオにある養護施設「イースタービレッジ」を応援するコミュニティです。

色々とイースタービレッジについて情報交換、意見交換しませんか?

(イースタービレッジ・ミンダナオ コミュニティーのトップページから抜粋)

2007.10.15

多目的ホール完成

News070902

<建設中の多目的ホール>

養護施設はとかく孤立しがちになります。そこで地域社会との関わりを今以上に持てるように、訪問客の宿泊の部屋も作るため、多目的ホールを建設する為に、助成金を出している団体に数回申請していたのですが、ことごとく却下されていました。

昨年、日本にあるカトリックの養護施設から、イースタービレッジに女の子二人が来ました。今年二月に祐川神父さんが一時帰国したときに、ここの養護施設を訪問の際に何か手伝える事があるならと申し出があり、多目的ホール建設の為の資金提供をしていただきました。

念願の多目的ホールの名前は、キリストのみこころに倣い、その要請の場になるようにと「聖心(みこころ)ホール」と名づけました。

103日に予定してありました、多目的ホールの落成式に、ダバオ在住のダバシューさんが主席されて、その様子がブログに掲載されていましたので、紹介します。

http://davashu.way-nifty.com/blog/2007/10/post_356b.html

2007.06.05

07年/アウティング

毎年子ども達が楽しみにしているアウティング。
ちょうどゴールデンウィークにビレッジを訪問したのが、「超個人的…」のサイト管理者のたっちゃん。
たっちゃんのブログにアウティングの様子が載っていました。とても楽しかったようです。

今年はスポンサーの中島さんが日本に帰国していて参加できませんでしたが、それでも、やっぱり、楽しそうにしている様子が伝わってきます。

06年10月/月寒教会での報告会

宣教師ビザの更新が遅れ、届くのをひたすら待つ忍耐の時期を過ぎ、やっと1年ぶりに一時帰国になり、イースタービレッジを支える会の主催で報告会の開催が出来ました。
報告会では、ホームページで見れるようにしてあるDVDを見せてから話を始めたいと、祐川神父さんの希望なので、月寒教会の敷地内にある「働く人の家」からノート型パソコン、プロジェクター、スクリーンを借りてきました。ああ、それなのに、報告会の日は働く人の家は北海道外で行事があり、参加できないのです。しかも、カトリックの青年たちも全道大会がある!

なにせ、その日は3連休のド真ん中。行事や泊りがけの用事が入りやすいのです。当日はどのくらいの人が来るか予想が立ちません。さて、どんな一日になるでしょう?

ミサ
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月寒教会では、ヨセフ会、アンナ会有志、バザー委員会がイースタービレッジに関わっているのですが、今回初めて祐川神父さんの訪問が実現しました。説教は祐川神父さん。
1年ぶりの日本でのミサに、緊張気味の神父さん。フィリピンや日本の教会の事、ミンダナオの現実を交えての説教に、皆真剣に聞いていました。

報告会
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マルベルにある御受難会のシスターたちが作ったカードや十字架、CD、アンナ会有志の方たちが焼いたパウンドケーキの販売がありました。

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支える会代表の勝谷神父さんの挨拶、祐川神父さんからの挨拶の後は、イースタービレッジでは子ども達から「ロロ(おじいちゃん)中島」と呼ばれている中島義一さんのお話。
ビレッジのホームページでも見られるビデオ上映の後は、祐川神父さんの報告。10年前にフィリピンに渡ってから今までの事をフィリピンの現状や文化を交えながら語ってくださいました。
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報告会が終わり、ロビーで用意してある飲み物やお菓子をつまみながら、しばらくの歓談。

そのとき私は気が付いた。報告会で、神父さんの写真を撮るのを忘れていたのですから。
プロジェクターやスクリーンなどを片付けた聖堂で、残っている人たちに座ってもらい、写真を撮りました。↓
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多少のアクシデントがありながらも、体系だったお話を伺えて、報告会が出来て本当に良かった。

2007.06.01

ブログ管理者ひかりの自己紹介

生まれてから半世紀の時が流れました。

半世紀をふりかえり結婚は女の分かれ道だと感じております。

家族という財産を持つことが出来たからです。

家族がお互いの人生に付き合い、

困難な出来事を乗り越え、

日々の小さな幸せを喜び、

たまには対立をしたり…。

日本基督教団のアジア国際交流委員会にいました。

30代の人たちの集まりに小母さんが入りました。(チョット間違ったかもしれない)

0211月に祐川神父さんと出会いました。

イースタービレッジ・ミンダナオの話を伺い、手伝いたいなと思いました。

私には何が出来るか?

以前、会の運営の手伝いをしていた経験から、札幌に住んでいて、支援体制を作ろうと考えました。

この時に、アジア国際交流委員会もイースタービレッジと関わるようになりました。

033月、チャリティーコンサート開催。

一区切りついたと感じ、委員会をやめて発足したばかりの「イースタービレッジ・ミンダナオを支える会」に入り、多少のお手伝いをしました。

お手伝いをしながら、関わっている方たち同士の情報交換の必要性を感じ、076月ブログ「ここは僕らのふるさと」を開設と同時に「支える会」を退会。ミンダナオに行くたびに相手理解が一番だと感じ、フィリピンの勉強を始める事にしました。

イースタービレッジのお手伝いをしたいと考えましたが、受ける事が多く、お手伝いをしている実感が有りません。協力って、こういうものなのかもしれませんね。

ビレッジに行くと、幸せをもらって帰ってきます。

ですから、行くたびに幸せになります。

ビレッジ便りの創刊号から読み返してみました。

開設当初の「子ども達と訪問者の復活の村」のビジョンが現実のものになっているのを感じます。

私は成長の過程を見るのが好きです。

ビレッジの、子ども達の成長を多少なりとも触れられるのが喜びです。

子ども達の心の開放が年々進んでいくのを感じると、

「私も仲間に入れて!」と思います。

子ども達と一緒に成長していきたいと思います。